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マンスリーマンションの利用時に発生するトラブルとは? 対処法も解説!
月単位の賃貸契約を結べるため、何かと使い勝手の良いマンスリーマンション。
長期出張や単身赴任はもちろん、長期滞在の旅行など幅広い用途で利用されています。マンスリーマンションは家具や家電などが備わっている点が魅力です。
その一方で、入居にあたりトラブルが発生するケースもあります。そこで、この記事ではマンスリーマンションの利用時に起こり得るトラブルとその対処法について解説します。
- 目次
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設備や備品のトラブルと対処法
- 設備の不足や故障
- 備品の破損や紛失
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居住者とのトラブルと対処法
- 騒音や異音がする
- ゴミ出しルールが守られていない
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契約に関するトラブルと対処法
- 入居前キャンセルや中途解約をしたい
- 契約期間を延長したい
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マンスリーマンションによくあるトラブルを事前に把握しておこう
設備や備品のトラブルと対処法
マンスリーマンションの設備や備品はあらかじめ備わっており、自分のものではありません。そのため、設備や備品に何らかのトラブルが起きた場合、安易に自己解決すべきではないケースもあります。
ここでは、マンスリーマンションでよくある設備や備品のトラブルと対処法を見ていきましょう。
設備の不足や故障
マンスリーマンションに多いのが、契約時に説明された設備や備品が不足しているケースです。なかには、設備や備品自体はあるものの、使ってみると故障している場合もあります。このようなときは、運営会社に連絡しましょう。
設備の不足や故障がないか、入居後早い段階でチェックすることがおすすめです。
なお、入居後に設備や備品を使っていて故障した場合は、速やかに運営会社に申し出る必要があります。自分で修理などを業者に依頼した場合、かかった代金が自己負担となるおそれがあるため、気を付けましょう。
備品の破損や紛失
設備の不足・故障のほかに、よくあるのが備品の破損や紛失トラブルです。
入居中に自分の不注意で備品や設備を壊してしまったり、なくしてしまったりすることもあるでしょう。このような場合も、運営会社への連絡が必要です。
また、たばこのヤニ汚れやにおいなど、内装の張り替えが必要なケースは別途費用を支払わなければならない可能性もあります。
特に注意したいのは、うっかり鍵を紛失してしまうことです。鍵の種類によっても異なりますが、交換代として2〜3万円前後の費用がかかる可能性があります。
居住者とのトラブルと対処法
マンスリーマンションは集合住宅だからこそ、ほかの居住者とトラブルが起きてしまうことがあります。
通常のアパートやマンションなどと同様に、騒音やゴミ出しなどはトラブルに発展しやすいため注意が必要です。マナーやルールをきちんと守り、なるべく近隣とトラブルを起こさないように気を付けましょう。
ここでは、よくある居住者とのトラブルとその対処法を紹介します。
騒音や異音がする
マンスリーマンションで多くみられるのが、騒音や異音などのトラブルです。
音の感じ方は人によってさまざまです。自分はまったく気にならない音やニオイでも、他人にとっては耐えがたい苦痛となるケースもあります。
特に注意したいのは、日常生活で生じやすい騒音です。たとえば、大音量のテレビ音声や音楽、赤ちゃんの泣き声や小さい子供の騒ぎ声などが挙げられます。
特に夜中の大きな音は、気になってなかなか寝付けないというトラブルに発展しがちです。このような騒音に悩まされている場合は、運営会社に相談してみると良いでしょう。
なお、住民トラブルは運営会社を通して問題解決を目指すことが基本です。特に親しくない相手に直接文句を言うと、口論になる可能性があります。穏便にトラブルを解決するためにも、直接意見を言うことは避けましょう。
ゴミ出しルールが守られていない
自治体によってゴミ出しのルールは異なります。入居時に曜日や分別方法などをきちんと確認し、ルールを守ってゴミを捨てることが大切です。
回収日ではない曜日に生ゴミなどを出すと、異臭が発生する原因になるため注意が必要です。
もしもゴミ出しルールを守らない人を見かけた場合は、運営会社に相談しましょう。騒音や異音などのトラブルと同様、直接相手に注意しないほうが無難です。
契約に関するトラブルと対処法
マンスリーマンションは一般的なアパートやマンションよりも、比較的気軽に借りやすい傾向にあります。
とはいえ、契約書は隅々まで確認することが基本です。契約内容をよく理解できていないと、トラブルに発展する可能性があります。
ここでは、マンスリーマンションの契約でよくあるトラブルと対処法を解説します。
入居前キャンセルや中途解約をしたい
契約の内容はマンスリーマンションの運営会社によっても異なります。入居前に事情が変わってキャンセルする場合、違約金が発生する可能性があるため注意しましょう。
基本的に中途解約は可能ですが、支払い済みの家賃が日割りで返金されないリスクがあります。解約時期によっては違約金が発生するケースもあるため、事前に契約書の内容をよく確認しましょう。
契約期間を延長したい
予定より長期間マンスリーマンションを借りることになり、同じ部屋で契約を延長したい場合もあるでしょう。
通常のアパートやマンションと異なり、マンスリーマンションは自動更新ではありません。手数料や清掃費などの追加費用を支払い、再契約が必要です。
次の入居者が決定していないことが前提のため、早めに運営会社に相談しましょう。
マンスリーマンションによくあるトラブルを事前に把握しておこう
マンスリーマンションは一般的なアパートやマンションとは特徴が異なります。その理解が足りないと、トラブルの原因になりがちです。
代表例としては、設備・備品、居住者、契約などに関連するトラブルが挙げられます。
特に、人によって感じ方が異なる騒音やニオイには要注意です。発生しやすいトラブルや対処法を事前に把握し、万が一の事態にも対応できるようにしておきましょう。
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