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マンスリーマンションを賢く利用するために!デメリットも知っておこう
出張や就職活動などのために、短期間だけ滞在できる宿泊施設を探す人もいるでしょう。
宿泊先を決めるときは、その施設が持つメリットやデメリットを知ることが大切です。
もちろん、マンスリーマンションも例外ではありません。
この記事では、マンスリーマンションの利用を考えている方に向けて、注意しておきたいポイントも含めて説明してきます。
- 目次
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マンスリーマンションを利用する際に把握しておきたいデメリット
- 利用料金が割高!しかも一括前払いが一般的
- 短期利用が主な目的ゆえのデメリット!住民票が移せない
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捨てがたいマンスリーマンションが持つメリット
- 初期費用が安い!入居審査も緩めで入居しやすい
- 家具・家電が備え付け!ライフラインの手続きも不要
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マンスリーマンションの利用が向いているのはこんな人
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マンスリーマンションを借りる際に気をつけておくべき注意点
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デメリットを把握したうえでマンスリーマンションも選択肢に!
マンスリーマンションを利用する際に把握しておきたいデメリット
まず、マンスリーマンションのデメリットについて説明します。
利用料金が割高!しかも一括前払いが一般的
マンスリーマンションの料金には、水道光熱費やインターネットの利用料金が含まれていることが多いです。
必要最低限の設備が整っており、入居後すぐに生活できるので便利ではあるものの、費用が高めに設定されています。
料金プランなどを自分で選べないので、もったいないと思う人もいるかもしれません。
しかも、料金は一括前払いのシステムが一般的です。
個人で借りる場合は、まとまった費用を準備できるかどうかがネックと言えるでしょう。
短期利用が主な目的ゆえのデメリット!住民票が移せない
マンスリーマンションは短期利用を主な目的とした宿泊施設であり、法律上では一時的な滞在のための「居所」としての扱いになります。
そのため、マンスリーマンションの契約にともない住民票の移動はできません。なかには、長期間利用が必要な人もいるでしょう。
しかし、そのような場合でも住民票を動かせないことがほとんどです。これは、契約書などにも「住民票移動不可」との明記があるので、契約時にはきちんと確認しておきましょう。
ただし、郵便や荷物の受け取りなどの変更は可能です。大事な郵便物をスムーズに受け取るためにも、入居日の7営業日前までには郵便局で所定の手続きを行いましょう。手続後、1年間は郵便物の転送ができます。そのため、マンスリーマンション退去時には、再び郵便物の転居届を出さなければなりません。
捨てがたいマンスリーマンションが持つメリット
利用料金が割高などデメリットのあるマンスリーマンションですが、もちろんメリットもあります。そこで、マンスリーマンションのメリットについて説明します。
初期費用が安い!入居審査も緩めで入居しやすい
水道光熱費などの利用料金が含まれているため、マンスリーマンションの料金は割高です。一方、敷金や礼金、仲介手数料などがかからないため、初期費用を安く抑えることができます。また、契約に際して身分証の提出だけで済むなど、入居審査も緩めという点もマンスリーマンションが持つメリットです。
家具・家電が備え付け!ライフラインの手続きも不要
マンスリーマンションには基本的な家具や家電が備え付けられているので、入居後すぐに生活が始められます。また、オプションサービスの利用により最小限の荷物での入居ができ、引っ越し費用の節約にもつながります。さらに、入居時に行う水道や電気、ガスなどのライフラインの開通手続きはもちろん、退去時の解約手続きも不要です。入居や退去にともなう手続きを自分で済ますのは思った以上に大変ですが、このようなストレスを感じないことも大きなメリットと言えるでしょう。
マンスリーマンションの利用が向いているのはこんな人
まず、マンスリーマンションの利用がおすすめなのは、出張や研修などのビジネスユースです。実際、利用者の多くがビジネスユースで占められています。たしかに、数日ならビジネスホテルという選択肢もありますが、滞在期間が1カ月〜数カ月となるとホテルでは窮屈に感じるかもしれません。やはり、プライベートの時間は自宅のようにくつろげる空間が必要です。そういう背景もあり、マンスリーマンションはおすすめです。
マンスリーマンションを借りる際に気をつけておくべき注意点
マンスリーマンションの契約は1カ月単位であり、自分が入る直前まで前の入居者が住んでいるケースもあります。そのため内見が難しいことが多く、事前に室内の様子を把握できないまま契約に至ることも珍しくありません。
また、ホテルでの滞在とは異なり、掃除や日用品の確保は自分でする必要があります。さらに、退去時の原状回復はもちろんのこと、日常的な掃除も自分でしなければなりません。
マンスリーマンションは短期間利用者に適した宿泊施設ですが、その性質上、さまざまな背景の人が入居する点にも注意が必要です。しかも、入居者が頻繁に入れ替わるため、近隣住民との人間関係に悩むこともでてきます。
入居の目的は人それぞれで、考え方も個々によって異なります。たとえば、外国人観光客が多いエリアを選ぶ場合、文化の違いによるトラブルも起こりがちだと考えておきましょう。
また、マンスリーマンションには防音性能が低い物件もあるので、近隣の物音に悩む場合もあります。防音性を重視するなら、鉄筋コンクリート造(RC造)の物件も選択肢に含めましょう。
デメリットを把握したうえでマンスリーマンションも選択肢に!
マンスリーマンションには一般的な賃貸物件とは異なる点があります。また、デメリットだけでなくメリットが多いこともわかりました。ビジネスやプライベートなど、マンスリーマンションが使えるシチュエーションはさまざまです。
マンスリーマンションの利用に際しては、メリットとデメリットの両面を把握したうえで、自分の希望に合った物件を選んではいかがでしょうか。
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